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あぁ素晴らしきマンガ技法書たち

おすすめのマンガ・イラスト・パース関連の技法書、参考書、良書揃えました。ま、描かなきゃ意味ないんだけどね。

マンガは構成要素が幅広いので大まかなジャンルに分けて紹介していきます。

マンガのオススメ技法書

イズミケイタ

マンガ全体の参考になる技法書を紹介していく。構図輪郭線絵作りネームの切り方、考え方などだ。

誰でもかんたん!!構図がわかる本

POINT

古今東西の名画や映画、マンガから役に立つポイントを抽出した方法論を学べるぞ。ただ、この中の方法論すべて丸暗記するのではなく自分で選びましょう。目線や空間、構図など幅広く紹介されている。例が豊富でイメージしやすく、かなり役にたつオススメの一冊ですね。情報満載で読み物としても面白い。巻末の参考文献もありがたい。

漫画のスキマ―マンガのツボがここにある!

POINT

まるまる一冊ネームの本。今までなんとなくでしか分からなかったコマの意味、流れの作用を言語化してくれている。当たり前だけどこの本が正解というわけではない。ただ、先人の研究・工夫を学んで悪いことなんてないですからね。

望月三起也 ハードアクション&エロスの描き方

POINT

ダイナミックで映画的な構図をマンガに生かす方法を学べる。映画的な流れをマンガのコマ割りにどう落とし込むか。作例が実際の大先生のマンガだから参考になり、説得力ありまくる。ただ原稿を載せているだけでなく、詳細な解説も書かれていて勉強になる。個人的に白黒のメリハリの効いた絵が好きだから最高。

建築ドローイングの技法

POINT

大学で建築を教えてる有名な教授の建築ドローイング本シリーズのうちの一冊。この本はドローイングに特化してる。

ドローイング、つまり線だけでどう表現するか?が豊富すぎる作例と論理的な説明とともにまとまっている。特にマンガは線だけで表現するから輪郭線の強弱でモノを表現するのに勉強になる。

正直レベルは高いんだけど常に手の届くところに置いてある。ペン画が好きな人にもおすすめ。見てるだけで楽しいよ。パースの話も含まれたドローイング全般の良書。

建築ドローイングの技法の評価
マンガの役に立ち度
(3.5)
パースの勉強
(4.0)
ペン画のタッチの参考
(5.0)
総合評価
(4.0)

パース関連のおすすめ書籍

イズミケイタ

背景描くの大変だあああ。思った通り描けない。でも、描けるようになると少しづつ面白くなってくる。はず。

パースもおすすめの書籍がたくさんあるから自分にあった技法書を選びましょう。選択することが個性につながる。ワタシの場合は以下の技法書が合ってたというだけですよ。

後はマンガの背景に特化したパソコン作画の技法書が待たれますね。

パース!

POINT

マンガを初めて描いたとき、あまりの背景の描けなさに泣いた。本屋に行ってパースのコーナーで片っ端から立ち読みしてコレ買った。

理由は絵がうまかったから。上の建築パースの本もそうなんですけど、こういうペンだけで描いてあるのが好きなんです。パースの本としてももちろん勉強になったしいい本だと思うけど、個人的に絵のタッチにやられた。輪郭線の描き分けとかこの本で学んだ部分もある。

パースのこと何も知らなかったから、水平線とか目線の高さだとか、三点透視も基本的なことは全部この本で学びました。

ずいぶん後に続編が出たみたい。チラッと立ち読みしたけどレベル高すぎて、買うかどうか迷ってる。

誰でもかんたん!!パースがわかる本:空間認識力アップで漫画・イラストが上手くなる!

POINT

実践的マンガの教室「MANZEMI」の講座がベースになった背景パースの本。

結局ね、アタマで分かってても、手を動かしてカラダで理解しないと描けないんです。

ちなみにワタシはマンゼミの受講生です。

驚くほどうまくなる! マンガ背景技法 グリッドで背景を描こう

POINT

バーチャファイターにハマったからか、この本が自分にはハマった。

パースをグリッドで理解しようというコンセプトの本。わかりやすい。途中で出てくる家具やモノのスケールの話がよかった。

ざっくりとでもモノのスケールが頭の中に入ってるとおかしな絵を描いてしまったとき違和感を感じるようになる。没頭してると気付けないけど。

イラスト関連

イズミケイタ

イラスト、特にカラー作画は奥が深すぎる。ちょっと流し読み程度しか読めてない。

マンガが好きですから。でもイラストが上手いにこしたことはない。

カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~

POINT

教科書みたいな本です。色と光について一冊選べと言われたらコレですね。

色の教科書をイラストを作例として面白く、かつ詳しく説明したものだと思っていいです。

とにかく外国の本っていう感じで、論理的に説明してやろう!って感じる。自分は技法書だとか外国の本よく読むのはこの理屈っぽいところが好きなのかも。上の建築ドローイングとパースの本もそうだし。今まとめてて気が付いた。

画集・資料集

イズミケイタ

設定集みたいなのはみんな好きでしょ?読んでるだけで幸せな気分になる。

さらに「こんなにこだわってるのかよ!え?なにこの手間、労力は!」みたいにモチベーションが上がる効果もある。

基本は眺めてうっとりですけどね。

アート オブ ヘルボーイ

POINT

ミニョーラによる大人気アメコミ「ヘルボーイ」の画集。

仕事の帰りに渋谷タワーレコードの、洋書のイラストコーナーでジャケ買いした。ペーパーバックの画集だったんだけど。それがこのミニョーラの画集だったんですよ。今でもこの本のインクのニオイとか覚えてるぐらい大好きな一冊。あまりのカッコよさにしびれた。

なんといってもデフォルメされたデザインに大胆なベタ。センスの塊ですわ。真似してもできない!

画集からヘルボーイ知って、すぐコミックスも買って読んだんだけどもちろん最高。

kindle版リンクは洋書

田中達之作品集CANNABISWORK

POINT

イラストレーターの田中達之さんの画集。ゲームの設定やレイアウト、キャラクターなどが多数収録されている。
みんなどこかで田中さんの描いた絵はみたことあるんじゃないかな。画集眺めてたら突然模写したくなって、といってもエスキース程度のものだけど。多分パースがピシッとしてて空間を感じられて気分よくなってたからだと思う。何個もざっくり小さいサイズに模写してたら、自分の中でいきなりパースがしっくりきた実感が出てきたんだ。だから僕的にこの画集は特別ですね。いいイラストたくさんあります。

THE ART OF トイ・ストーリー3

POINT

トイストーリー3のアートワーク集めた本。

コンセプトやらキャラやら背景やら小物やらカラースクリプトやら全部見れるよ。

最高最高そして最高。

映画が素晴らしすぎて映画館で3回観たんだけど、画集は画集でこれまた素晴らしい。

かかわる人数と工数も半端ない。

Fables Covers: The Art of James Jean

POINT

ジェイムス・ジーンがてがけた「Fables」という雑誌のカバーアートワークを集めた画集。

この本はAmazon徘徊してたら目に入って試しに買ってみた。届いて読んだらあまりのカッコよさにびっくりした。

本の構成も素晴らしい。見開きで左側のページに下描きや、パターン違い、実際のタイトルや文字入れした完パケ。右側には絵だけの完成品。プロセスをみせてくれるのがよかった。

最初の方のスタイルが好み。リアルなタッチのイラストにベクターの線が入ってくるスタイルね。当然真似して爆死した。

この前完全版が出た。リンクは完全版。僕は前の版は書籍で、完全版は電子書籍で持ってる。

スプラトゥーン イカすアートブック 1,2

POINT

はい設定集大好きマンほいほい。

いつかこういった細部までこだわって描き込んだゴチャゴチャしたクールなマンガ描きたいな。

生頼範義 緑色の宇宙

POINT

孤高のイラストレーター生賴範義さんの作品集。氏が残した膨大な商業作品が多数集められている。
ゴジラ、スターウォーズ、コーエー、グーニーズ、ムーの表紙…。とても一人の人間が描いたモノとは思えない量、そして質。
うますぎる。凄すぎる。